企画・シンポジウム案内

大会準備委員会企画シンポジウム

「地域に開かれた子育て~人をつなぎ,世代をつむぐ,そして地域と地域をむすぶ~」

 :地域子育て支援拠点事業の多様性と事業の質向上に向けた取組

企画者・司会者 日本子育て学会第12回大会準備委員会

話題提供者 藤原美香 宝塚市子ども未来部子ども家庭室子ども家庭支援センター

話題提供者 鶴岡太郎 西宮市こども支援局こども未来部子育て総合センター

話題提供者 西みどり 神戸市こども家庭局こども青少年課こどもひろば担当係

指定討論者 田島信元 白百合女子大学生涯発達研究教育センター研究員

指定討論者 髙橋貴志 白百合女子大学

<企画趣旨>

本シンポジウムは、前大会(第11回大会)の準備委員会企画シンポジウムに触発されて企画したものである。昨年のシンポジウムに参加してみて、大会開催地における行政の取り組みを素材として子育て支援のあり方を議論することが、他地域の子育て支援施策の策定や展開にとって有意義な情報になりうることを実感した。そこで、本シンポジウムにおいても、兵庫県における子育て支援のうち、地域子育て支援拠点事業―いわゆる子育てひろば―に焦点を当てて、県内3つの自治体の取り組みを紹介いただき、指定討論者によるコメントやフロアからのご意見によって、取り組みの特徴や本質を参加者間で共有したいと考えている。また、ここでの学びをご自分の地域における子育てや子育て支援という営みに役立てていただければ、企画者の大きな喜びである。


大会準備委員会企画基調講演

「アタッチメント(愛着)理論と子育て」

講演者 繁多進 白百合女子大学

  司 会 近藤清美 帝京大学

<企画趣旨>

繁多先生には,「基礎講義アタッチメントー子どもと関わる全ての人のためにー」というご著書を2019年に岩波学術出版社から上梓され,アタッチメント理論の分かりやすい解説をしてくださいました。その中で,健全なアタッチメント関係の形成が子どもの発達の基礎になっていることを,子育てに関わる全ての人に訴えられています。今回の基調講演において,このご著書を踏まえて,子育ての基本とも言えるアタッチメント理論を説明していただき,子育てにアタッチメント理論をいかに生かすのかを論じていただくことになりました。繁多先生の,長年,親子関係や子育ての相談に関わってこられた経験からの,子育てを行うすべての人へのメッセージをお聞きしたいと思います。


日本子育て学会企画講演・シンポジウム

「テーマ:コロナ危機における臨床相談援助および子育て体系化への構想ー

「子育てとケアの原理」を求めて」

企 画 日本子育て学会研究プロジェクト推進委員会

  企 画 日本子育て学会研究交流委員会

  司 会 望月雅和(日本子育て学会研究プロジェクト推進委員会委員長・常任理事)

  話題提供者 松浦広明(松蔭大学副学長)

  話題提供者 波多江洋介(白百合女子大学准教授)

  話題提供者 西村美東士(日本子育て学会研究交流委員会委員長・常任理事)

  指定討論者 中邑賢龍(東京大学教授)

  <企画趣旨>

本シンポジウムは、昨年に続き広く子育て支援の体系化を進めてきた日本子育て学会研究交流委員会、研究プロジェクト推進委員会と共同で企画したものであり、内外の研究連携の成果である『子育てとケアの原理』(北樹出版、2018)の刊行を踏まえて開催される。特に本年は、歴史的ともいえるコロナ危機にあり、現在、新しい生活、生活の豊かさ(QOL)が問い直され、子育てとケアの分野でもコロナ禍に大きな関心が広がっている。本シンポジウムは、これを中心テーマとして実践的な評価、臨床相談援助、ICTから子育て体系化を構想する重要なものとなっている。

まず、国内外、国連関連機関でも活動する医療経済の研究者を招聘し、「新型コロナウィルスと子どもの厚生――迅速な評価への取り組みと課題」についての話題提供をする。コロナ感染症のみならず、例えば、子どもの虐待に見られるように、緊急時の客観的な評価(Rapid Assessment)は、国内外のケアの実践にとって重要な方略である。「評価」は、近年、保育や子育て分野でも重要度を増しているが、今回は迅速な評価について特に焦点化する。さらに実践的に、臨床教育相談に関して、「虐待の子どもにおける遊戯療法――心理療法(遊戯療法)から見たコロナの影響」、地域における児童養護施設でのケアといった話題で報告する。

加えて話題提供として、コロナ禍で不可欠ともいえるほど重要度を増している、情報関連技術もテーマとし、「コロナ危機におけるICTと子育て学習・子育て支援学の体系化」として話題を進める。

最後に、わが国の学際的なバリアフリー研究分野をリードしている研究者から、自由な立場による指定討論・コメントを頂き議論を深める。

例年のように、第一線の研究者を招聘する貴重な機会となる予定であり、コロナ危機において、一度に幅広い学際的で多様な知見を得られる機会として広く参加を願っている。

  ※参照:望月雅和編著『子育てとケアの原理』(北樹出版、2018)。

http://www.hokuju.jp/books/view.cgi?cmd=dp&num=1069&Tfile=Data


機関誌編集委員会企画講演・インタビュー

 企 画 日本子育て学会機関誌編集委員会情報提供編・保護者活動展開部門

「新型コロナ感染状況下の子ども・子育てを考える」

講演者 神山 潤  浦安市川医療センター CEO

      小川勝利  社会福祉法人いるま保育会理事長 博士(医学)

  司 会 福島 玄 機関誌編集委員会副委員長

  インタビュアー: 脇みどり 機関誌編集編集委員会委員

  <企画趣旨>

新型コロナウイルスの世界的な規模の感染拡大は、子どもや子育てに大きな影響を与え続けています。感染を防ぐために人との距離をとり、人と触れないように求められています。その対応は、子どもや子育てでは極めて困難で、子どもや保護者・支援者にストレスをもたらしています。ウイルスの感染拡大や子ども・子育てをめぐる事態をどのようにとらえ、乗り越えていけばよいでしょうか。

本企画では、お二人の学会員、医師の神山潤先生と、こども園理事長・園長の小川勝利先生からお話をうかがいます。また、講演に続くインタビューでは保護者会員をはじめ学会員からの質問や課題についても先生方からコメントをいただきます。


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